トレーニングは大きく、Quantity(量的トレーニング)Quality(質的トレーニング)に分けられます。

よく聞く、筋力トレーニングや持久力トレーニングというものは、量的トレーニング
身体の使い方や動き、機能性、可動性などは質的トレーニング

大体部活動や、〇〇教室で行っているのは量的トレーニングです。
これを行うと何が起こるか?
     ↓
   「現象」です。
筋力が上がった・持久力が上がったなど…

ここで大切にしたいのは、質的トレーニングです。
先ほど説明した言葉の中で説明しやすいのは、身体の使い方ですね。
別名「画定力」です。

画定力とは、局面に応じて身体の状態を変化・選択する能力の事です。
相変わらず分かりにくいですね。

アメトークの運動神経悪い芸人やスキップが下手な川田裕美アナは、画定力が無い人です。
画定力が乏しい人に、量的トレーニングの筋力トレを行えばスキップができますか?練習をたくさんすれば泳げますか?

無理です」
もしかすると故障の原因となります。

そのために質的トレーニングをお勧めします。
ピラミッドで例えるとこんな感じです。

無題

基礎となる部分が先ほど大切と言ったQualityです。
2段目が皆さんが好きなQuantityです。
3段目がSKILLといった競技特有の技術面です。

先ほど説明した故障についてですが、多くの方は2段目のQuantityを頑張りすぎます。
するとピラミッドの形とは異なり、バランスが崩れてしまいますよね?
崩れるということは故障するということです。

皆さんは、Qualityの土台ができていますか?
もしかしたら、土台を作り直すだけでもパフォーマンスが大幅に変わるかもしれませんよ。