S.F.F.~self care/training&shose~

靴だけでは中々解決できないものってありますよね。では、どうやって身体を身体を使えば良いのか?ケア(care)の方法は?トレーニング(training)の方法は?そんな悩みに解決するための情報サイトになります。画像・動画を見ながらやってみましょう。

カテゴリ: トレーニング方法論

トレーニングを行う際に、皆さん何を考えて行っていますか?

小学生・中学生だと、顧問の先生やトレーナーから言われるがまましていますよね。
自分も高校の途中までは、言われるがままの練習をこなしていました。

でも言われてトレーニングするのと、自分の意思で考えて行うのでは効果が違います。
なので、早いうちからトレーニングで最大の効果を得るために何をすべきが考えてみましょう。

1:姿勢を崩さないで行う

まずは、何事も意識付けが必要です。脚や腕を曲げ伸ばししたり身体を回すときに各部位の位置が崩れないように意識しましょう。
意識しても分からない人もいるでしょう。そんな人は、視覚を使います。要は、ですね。鏡でチェックすることで自分の姿勢を確認し、感覚を掴むことが可能です。

2:呼吸を止めないように

みなさん、トレーニングを行うときって呼吸を意識していますか?
よく、部活動でされているのが体幹トレーニングでプランクとかしますよね?
学生さんにしてもらうと、ほとんどが息を止めてしています。
ん?
よ~く考えましょうね。そもそもプレー中は、息なんて止めませんよね?
息を止める事で身体を固めてしまうため、ほとんどの競技でパフォーマンスが低下してしまいます

まずは、意識して呼吸を止めずにトレーニングをしましょう。細かく言うと横隔膜呼吸を獲得したいですね。

正しい呼吸ができれば、脊椎が安定して脚や腕が自由自在に動かすことが出来るでしょう。

3:自分だけの感覚をみつける

トップアスリートは、1人ひとりが自分だけの感覚を持っています。自分だけの感覚を身に着けるには、正しい動きを行うことです。
正しい動きをする事で正しい動きの感覚を掴む事ができます。

4:何のためにトレーニングを行うか


トレーニングをしたから競技レベルがアップしたわけではありません。このトレーニングが競技の何に役立つのか常に考える事で効果を得ることが出来ます。

5:脱力する


リラックスして行いましょう。

6:自分の動きの善し悪しで回数を決める


できるものは、しなくても良いと思います。できないものは、修正を行いながら
正しい動きを反復しましょう。

トレーニングは大きく、Quantity(量的トレーニング)Quality(質的トレーニング)に分けられます。

よく聞く、筋力トレーニングや持久力トレーニングというものは、量的トレーニング
身体の使い方や動き、機能性、可動性などは質的トレーニング

大体部活動や、〇〇教室で行っているのは量的トレーニングです。
これを行うと何が起こるか?
     ↓
   「現象」です。
筋力が上がった・持久力が上がったなど…

ここで大切にしたいのは、質的トレーニングです。
先ほど説明した言葉の中で説明しやすいのは、身体の使い方ですね。
別名「画定力」です。

画定力とは、局面に応じて身体の状態を変化・選択する能力の事です。
相変わらず分かりにくいですね。

アメトークの運動神経悪い芸人やスキップが下手な川田裕美アナは、画定力が無い人です。
画定力が乏しい人に、量的トレーニングの筋力トレを行えばスキップができますか?練習をたくさんすれば泳げますか?

無理です」
もしかすると故障の原因となります。

そのために質的トレーニングをお勧めします。
ピラミッドで例えるとこんな感じです。

無題

基礎となる部分が先ほど大切と言ったQualityです。
2段目が皆さんが好きなQuantityです。
3段目がSKILLといった競技特有の技術面です。

先ほど説明した故障についてですが、多くの方は2段目のQuantityを頑張りすぎます。
するとピラミッドの形とは異なり、バランスが崩れてしまいますよね?
崩れるということは故障するということです。

皆さんは、Qualityの土台ができていますか?
もしかしたら、土台を作り直すだけでもパフォーマンスが大幅に変わるかもしれませんよ。

弛緩力とは、弛めつつ縮めること。
よって、機能的に使える幅や能力を向上できます。

収縮弛緩
図で表すとこんな感じです。

分かりにくいですよね…
ん~、垂直飛びを力んで行う場合とゆるんだ状態で行うのとでは、どちらが飛べるか?
ゆるんだ状態の方が飛べるんですよ‼

図で説明すると、Stiffに近ければ近いほど弛緩から収縮の幅って小さく、Freeに近ければ幅が大きいですよね?
幅が大きいって事は、それだけ力が発揮しやすい状態という事です。

この弛緩力は重要な事で、これが無いとアブレスト能力は発揮されないのです。


弛緩力が無い事によるデメリット

①筋肉が固くなる
②血液の低下⇒酸素運搬能力の低下⇒持久力の低下
③自律神経の切り替えが低下⇒疲労回復の低下
④力任せのパフォーマンス⇒疲労蓄積、故障しやすい



アブレスト能力とは何でしょう?

聞いたことないですよね…
アブレスト能力とは、様々な要素を「同時に実現できる能力」

わかりますかね?
もっと言うと、同時に実現できる要素の数や制度の高さが競技レベルに直結します。

ここでいう要素とは、「筋力」「柔軟性」「スピード」「持久力」「バランス」「アジリティ」「スキル」「リロード」などなど・・・

全体を含めて簡単に例えると、ん~サッカーありますよね。
ボールを蹴るって動作一つにおいても、バランスや筋力、柔軟性、バランス、アジリティなどの要素が含まれています。一つ一つ発揮させる訳では無いので、すべての要素が同時に発揮されることでボールが蹴れる。

これがアブレスト能力です。

アロース(Arouse)とは刺激する、目覚めさせるという意味をもつ。
身体が効率的に連動する部位を刺激し、同じトレーニング・運動でもその質を高める目的で行う。
練習メニューの切り替え時や、セット間、順番待ち時間を利用して各自実施。
10秒ぐらいの時間も無駄にしないつもりで徹底する。

このページのトップヘ